32歳にして歯列矯正を決意した話
32歳にして歯列矯正を決意した話。
中学生の頃ぐらいから、ずっと自分の歯並びについてコンプレックスを感じていた。
上顎前突、いわゆる出っ歯だ。
友達から直接的にいじられたりする事はなかったものの、
親からは言われていたし、何よりも自分が一番分かっていた。
何気なく撮られら写真の横顔、母の三面鏡に映る自分の横顔が嫌いだった。
口呼吸がメインになるため、無防備に口が開いた寝顔も嫌いだった。
でも、矯正を始めるにはなかなか勇気が入り、お金も掛かることだし、
親に矯正したいとも言えず、事実から目を背け、ただただ時だけが過ぎていった。
そんなある日、社会人になって新卒として入社した会社の飲み会の場で、
初めて「出っ歯」について、直接的にイジられることがあった。
その場はうまく笑いに昇華され、そこまで傷つく事はなかったが、
初対面の人も口にしないとしても「出っ歯だな〜」と思っているのだと痛感した。
また、前歯が欠けたため、それを治すために行った歯医者さんで先生に
「前歯はまっったく噛み合っていないので、問題ないです」と言われたのも、
目を背けていた自分の前歯について、改めて意識させられるキッカケとなった。
そんなことがあり、コロナ禍のマスク生活も相まって、矯正に踏み切ることを決意。
決意してから、矯正治療開始に至るまで想像以上に時間がかかったが、
そのことについては別の記事で記すことにする。
ではまた次回。
PS:「出っ歯」という字面や音すら嫌いなので、この記事以外では使わないことにする。笑